この度,夏季の運動部活動における暑熱対策のガイドラインをスポーツ医科学クリニックで作成しました.
1. 湿球黒球温度(WBGT)に基づいた活動調整を
2. 練習内容は事前に作成し,罰走などの元々予定されていない突発的な高強度トレーニングは行わない
3. 個々の発汗量に応じた水分補給を推奨し,指定された休憩時間以外でも自由に水分補給できる環境をつくる
4. 重症度の高い熱中症(=労作性熱射病)のリスクが高い時期や練習(梅雨時期などの暑熱順化前,夏季合宿)では,積極的な全身冷却を行うための資材を準備する
5. 重症を疑った場合には救急車要請と同時に全身冷却を開始
ガイドラインの詳細については「資料・報告書等」をご確認ください.