新型コロナウイルス感染症に関するスポーツ医科学クリニックの対応について,以下の通り対策を取らせていただきます。
早稲田大学スポーツ医科学クリニック 感染症予防対策
2020 年2 月26 日
早稲田大学スポーツ科学学術院
スポーツ医科学クリニック
運営委員長 広瀬統一
今般、猛威を奮っている新型コロナウイルスやインフルエンザの感染を予防するため、以下の点に注意をして本施設を利用および学生指導を行う。
新型コロナウイルスの特徴(厚生労働省HP より)
新型コロナウイルスに感染した人は、ほとんどが無症状ないし軽症であり、既に回復している人もいる。国内の症例では発熱や呼吸器症状が1週間前後持続することが多く、強いだるさ(倦怠感)を訴える人が多い。高齢者・基礎疾患を有する者では重症化するリスクが高いと考えられる。これまでに判明している感染経路は、咳やくしゃみなどの飛沫感染と接触感染が主体である。空気感染は起きていないと考えられるが、例外的に至近距離で、相対することにより、咳やくしゃみなどがなくても、感染する可能性が否定できない。無症状や軽症の人であっても、他の人に感染を広げる例があるなど、感染力と重症度は必ずしも相関していない。
上記下線部の事象を鑑みると、本医科学クリニックでは至近距離での相談業務や運動指導を行う可能性があることから、以下の点に留意して運営および施設利用を行う。
1. 発熱や呼吸器症状が生じている場合には、クリニック施設を利用しない、もしくは指導を行わない。尚、利用および指導にあたっては事前に検温と症状確認を行う。
2. 施設利用前および指導前の手洗い、手指消毒を徹底する。
3. 利用者(学生)の相談業務および運動指導後に使用物品の消毒を行う。
4. 指導者はマスクを着用して相談業務および運動指導を行う。
尚、クリニック施設を実験で使用する際にも、使用前の手指消毒ならびに使用物品の消毒を徹底すること。また、被験者および験者ともに発熱や呼吸器症状がないことを確認してから使用すること。
以上